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狙われた四十路人妻! 悪徳スカウトに「体を売られた」実話被害(1)

 芸能プロダクションとタレント契約をした女性が、AV出演を強要され、これを拒否したところ数千万円もの違約金を請求されるという問題が増えている。こうした中、エキストラのキャスティング会社の関係者・A氏が衝撃的な事実を明かした。
 「被害に遭うのは、若い女性というイメージがあると思いますが、最近、増えているのは40代の主婦。ご主人が知らないうちに、大事な貯えが悪徳芸能プロに吸い上げられてしまっているケースが本当に多いんです」

 気になるのは、その手口。A氏に紹介された44歳の被害女性Tさんに、話を聞かせてもらうことができた。
 「子育てがひと段落して、これからは自分の人生を楽しんでもいいんじゃないかと思っていたとき、求人サイトでエキストラの募集を見つけたんです」

 連中の狙いは、この子育てが終わったタイミングの主婦なのだという。
 A氏は、こう言う。
 「“読者モデル”の存在が一般化したことにより、安易に行動してしまう女性が非常に多いんです。テレビ番組には主婦向けに多くの通販番組があり、ネットショップも山ほどある。モデルとなるミセスが必要という現実があるだけに、普通の主婦を簡単にソノ気にさせてしまうんです」
 まさにTさんは、そのパターンだったようだ。

 早速、そのエキストラ会社に連絡すると、登録のために会社まで来てほしいといわれ、翌日、事務所まで出かけたという。
 「若くて感じのいい担当者が対応してくれて、私の顔をじっとのぞき込み、“エキストラだけじゃもったいない。読者モデルとかはどう?”と言われました。“カメラテストして合格したら、考えてみたら?”と、事務所の片隅にある簡易スタジオのカメラの前に立たされたんです」

 照れながらも、言われるままにポーズをとると、スタッフたちは、「いいね、いいねぇ〜」と大絶賛。
 「事務所が用意した衣装と水着の2カットを撮影しました。結果は後日ということだったのですが、私が群馬から出てきていることを知ると、“特別に今日中に結果をお知らせしますから”と言われて、15分ほどで、合格を言い渡されました」

 あまりの急展開に戸惑いながらも、この時点ですっかりその気になっていたという。そんなTさんに、担当者が告げたのは「登録料」がかかるという現実だった。
 「言われたのは、総額23万円。内訳は、営業用のプロフィール作成料や、レッスン料です。一度帰って考えたいと話すと、あっさり認めてくれたので、疑う余地はありませんでした」

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