2015年からスタートした刑事モノのドラマで、今月12日からは3年連続となる第3シリーズがスタート。「第1シリーズ、第2シリーズでは視聴率のほうが10%いくかいかないかと微妙な線をたどっていましたが、このシリーズは初回が11.8%で2話目は12.1%とともに絶好調。夏は視聴率が取りづらいといわれているのにもかかわらず、これだけの数字が取れるということで、映画の話も予定以上に早めに進むだろうといわれています」とはある制作会社関係者。
東山を中心に共演しているのは高嶋政宏、片岡愛之助、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也などの豪華な名前がずらりと並んだこの作品。
「局内では『相棒』に並ぶ刑事モノの人気シリーズを作ろうというのは念願なんです。もともと内野聖陽が主演だった『臨場』が本来ならば、その位置にいておかしくなかったのですが、写真誌での不倫騒動や飲酒運転疑惑などで、スポンサーがつかなくなってしまいシリーズは終了しました。それに取って変わるくらい骨太なシリーズとして期待されているのが『刑事7人』なんです」という。
配役を見れば十分、その意気込みは理解できるところだ。ドラマ「臨場」が映画化されたように、このドラマも当然ながらに映画の話も含みつつの配役でもあるという。
「このシリーズの視聴率の推移次第では前倒しもあるんじゃないかといわれています。『相棒』もかつての勢いはないという背景も、前倒しの要因でしょうね」と同関係者。
スクリーンでの活躍もそう遠い日ではない。