◎コスモネモシン
○オールザットジャズ
▲マイネイサベル
△アスカトップレディ
△ビッグスマイル
△アニメイトバイオ
△アカンサス
道悪で行われたハンデ戦ではあったが、牝馬の力のあるところが何頭も出走した3月の中山牝馬S組から入るのが妥当だろう。先行有利の流れを豪快に追い込んで2着のオールザットジャズ、レディアルバローザ(優勝)とホエールキャプチャ(5着)らGI級が作った流れの中で差のない4着に頑張ったマイネイサベルあたりに重い印が集まりそうだ。両馬とも前走後も順調に調整できておりここでも大崩れは考えにくいが、ちょっと捻ってコスモネモシン◎。中山牝馬は最後方から外を回っての0.5差6着。上滑りする馬場を苦手にしながらも、通ったコースを考えればよく伸びている。福島は初めてになるものの札幌や小倉など小回りコースには良績が少なくない。それに加えて人気薄の方が走る傾向にあるのも魅力だ。以下、京都牝馬S3、4着のアスカトップレディ、ビッグスマイルも侮れない面があるし、取捨が難しい実力馬アニメイトバイオも一叩きで仕上げが進んでおり見限るのは早計。まだまだ伏兵はいる。中山牝馬Sではインで窮屈な競馬を強いられながらも差のない8着だったアカンサスは武豊騎手への乗り替わりで巻き返しを図る。
【馬連】流し(2)軸(3)(7)(10)(11)(14)(15)
【3連単】フォーメーション(2)(3)→(2)(3)→(7)(10)(11)(14)(15)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。