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虚言癖ドラ息子と白百合女子が犯した 三角関係「キャバ嬢殺人」の報じられない動機(2)

 前出の捜査関係者によれば、2人は'13年7月19日に容疑者Bが住んでいたこのマンションからレンタカーで遺体を運び出して遺棄した疑いがあり、その直前には異臭騒ぎがあったことも判明している。その際、通報で駆け付けた警察官に対し容疑者Bは「死んだ犬の臭い」と説明していたという。

 果たして、この2人が知り合うきっかけは何だったのか。
 「社会勉強だとかで一時期、新宿のキャバクラでアルバイトをしていて、そこで容疑者Aと知り合ったようです。今考えれば、アナウンサー志望だった彼女が、容疑者Aの母親がアナウンサーだったという話に食いついてしまった可能性もありますね」(前出・知人)

 被害者となった阿部さんは、東京都青梅市の出身。地元の高校を中退後、立川市で飲食店の従業員をしていた'06年に17歳という若さで結婚。すぐに長男を出産し、国分寺市のアパートで夫と3人暮らしを始めたという。
 「しかし'07年には離婚し、子供を連れ実家に戻った。同年9月には再び子供と実家を出て生活を始めるのですが、出生届も提出され乳幼児検診などは受けていたものの、1歳半からは受診記録がない。その頃から、阿部さんの親族を含め子供の姿を見た者がいないのです」(前出・記者)

 この子供に関し、取り調べで容疑者Aは「知らない」と話しているというが、子供の存在が確認できなくなった後に、阿部さんとの交際が始まっていることも判明している。
 「阿部さんはその後、新宿に引っ越してから勤め始めたキャバクラで客として訪れた容疑者Aと知り合ったとされる。さらに当時の彼女は生活に困窮し、風俗で働いていたという情報もある。失踪する間際、実家の母親に『お金を貸してほしい』と頼んでおり、これが容疑者Aに返すための金だったとの見方もあるため、そこで金銭トラブルが起きていた可能性が高いのです。いずれにせよ、子供の行方は事件のカギの一つを握っています」(同)

 阿部さんと被る形で容疑者Aに二股をかけられていた容疑者Bは、事件後、就職活動をせず昨年3月に大学を卒業。帰郷後は家業を手伝う一方、中学時代の同級生との結婚も決まり、来年5月には式を挙げる予定だったという。
 ドラ息子を巡る三角関係には、あまりに悲惨な結末が待っていた−−。

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