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元横綱・稀勢の里が抱える“親方業成功”のための3つの課題

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提供:週刊実話

 去る9月29日、第72代横綱・稀勢の里こと荒磯親方の引退相撲が、東京・両国国技館で行われた。超満員の1万1000人ものファンが訪れ、断髪式の終盤にはファンが思わず涙をこぼす場面もあった。
「今日をもって力士を卒業。また第一歩が始まる」

 オールバック風のヘアスタイルに改めた荒磯親方は、笑顔でこう話した。

 気になるのは、この引退相撲で荒磯親方のフトコロにどのくらいの金が転がり込んだかだ。協会関係者に話を聞いた。
「引退相撲では、出場する力士たちや親方たちへの謝礼はいりません。なので、国技館の使用料などを差し引いた収入がそっくり本人のものになります。稀勢の里の場合、入場料収入がざっと1億円、300人がマゲにハサミを入れたので、そのご祝儀が1人10万円ずつとして、ざっと3000万円。それに協会からの功労金が4000万円前後見込まれるので、合計して1億7000万円前後が入ったことになります」

 荒磯親方はこれを元手に親方業に本腰を入れることになる。ただ、成功させるための課題が3つある。

 1つ目は“嫁取り”だ。
「荒磯親方はいまだに独身。相撲一途に生きてきた証しとも言えるが、今後、部屋を興して弟子を育てることを考えると、早く人生の伴侶をもらわなければいけない」(担当記者)

 どんな女性がいいか。横綱に昇進した直後、父親の貞彦さんは語っていた。
「私の目を通さないといけない。出しゃばらず、ブランド好きじゃないこと」

 2つ目は「早く部屋を作ること」。ファンには「第2の稀勢の里を早く見たい」という強い願望がある。それに応えるには早急に自身の“城”を構える必要があるのだ。

 3つ目は“弟子集め”だ。
「すでに白鵬には炎鵬や石浦らの内弟子がおり、こちらの面でも大きくリードを許している。荒磯親方も早速、全国を飛び回って有望な新弟子をかき集めなければならない」(前出の担当記者)

 3つすべてが大仕事。荒磯親方にのんびりしている暇はない。

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