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ハッシーの地方競馬セレクション(10/14)「第48回ハイセイコー記念(SII)」(大井)

 作戦通りだったが…。先週船橋競馬場でおこなわれた「第62回日本テレビ盃(JpnII)」。充電期間を経て復活したところが有吉弘行に似ている本命に推したクリソライトは、まずまずのスタートを切ると少し押して出していき1番人気コパノリッキーをマークする展開。道中は1馬身後方を追走しながら虎視眈々と捕らえるタイミングを狙う。3コーナーから仕掛け始め、4コーナーでコパノリッキーを捕らえると、直線ではコパノリッキーを引き離し作戦勝ちと思いきや、後ろから来たサウンドトゥルーにあっという間に交わされ2着。本命馬を競い落としただけに勝ちたかったが、そこで力を使ってしまった分抵抗出来ませんでした。それでも内容としては負けて強。本番での巻き返しに期待しましょう。

 さて、今週は「第48回ハイセイコー記念(SII)」が大井競馬場でおこなわれます。南関東から中央へ移籍し、怪物と言われたハイセイコーを記念して改称された2歳馬限定の当競走です。

 本命はグランユニヴェール。距離が延びて良いタイプで、その証拠にマイルとなった前走は直線軽く仕掛けただけで上がり38秒9。前々走、3走前と勝ちはしたものの1400m戦では脚が溜らず着差は僅か。それぞれの結果を見る限り、明らかに距離が延びて力を発揮しています。逃げて良し、差して良しと、どこからでも競馬が出来る強みもあります。直線ではまだ若さを見せているものの、それで前走のような勝ち方が出来るのだから能力は高い。ここも勝ち負けは必至です。

 相手筆頭は道営から移籍してきたトロヴァオ。まだ3戦と他馬に比べキャリアは浅いですが、すべてJRA認定競走で連対を外していません。距離はある程度あった方が良く小回りよりも広いコースが向くタイプで、今回の条件変わりは吉と出ます。

 スピード能力はメンバートップクラスのラクテ。テンのダッシュ力もあり、終いもしっかり伸びる本馬。まさにテン良し、中良し、終い良しの言葉がぴったりです。前走も好ダッシュからハナを奪うと、危なげない走りで直線後続を引き離しての勝利。ただし、距離が延びて良いというタイプではないだろうから1ハロン延長がどう出るか。揉まれた時に力を発揮出来ずに終わってもおかしくない気性の持ち主で、ここは▲に留めます。

 以下、プレイザゲーム、カミノメグリアイまで。

◎(13)グランユニヴェール
○(4)トロヴァオ
▲(7)ラクテ
△(1)プレイザゲーム
△(3)カミノメグリアイ

買い目

【馬単】4点
(13)→(1)(3)(4)(7)
【3連複1頭軸流し】6点
(13)-(1)(3)(4)(7)
【3連単フォーメーション】6点
(13)→(4)(7)→(1)(3)(4)(7)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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