「彼とは友人が開いた飲み会で知り合いました。私は低い声をした人が好きなのですが、その彼はまさしく私の理想の声質で、少し話しただけでゾクゾクしたのを覚えています。なので、その日はもちろん連絡先を交換し、何度かデートを重ねて付き合うことになりました」
声を聞いているだけで、心地よかったという綾子さん。デートも盛り上がり、いよいよ2人で夜の時間を過ごす日がやってきたという。しかし、そこで彼女は、ドン引きしてしまうこととなる。
「低い声フェチの私は、耳元でもあの低い声で囁いてもらいたいとワクワクしていました。しかし現実は、思い描いた光景とは全く違うものでした。ベッドでの行為になった途端、彼の声質は激変するのです。彼は感じれば感じるほど、『ああぁっ! うぅぅっ!』と子供みたいな高い声でずっと喘いでいるのでドン引きしました。声を出すなとは言いませんが、普段のセクシーな彼がそこにはいなかったため、幻滅してしまったんです」
男性がベッドの上で出す声は、女性によって好みがあるようだ。
写真・Stephanie Overton