バンドの歴史を記録したドキュメンタリー映画『バック・アンド・フォース』が海外で公開されたばかりのフー・ファイターズ、この監督を務めたジェームズ・モールに、言いか悪いかは別としてメンバー内の秘密を語らされたとデイヴはコメントした。
「俺達がこの映画をやると決めた時、監督のジェームズは音楽関係の人物じゃないから、俺達の人間関係にフォーカスしたかったみたいね。彼には俺達が普段言い合わないようなことまで言わされたよ。とは言え、俺達が今まで一緒にやってこれたのも、それが理由の1つだと思うんだ。だって俺達はお互いのことを全て話したりしないからね。バンドによってはセラピストを雇って、みんなで話し合うようなことがあるのは知ってるよ。そんなことやったら俺達のバンドは空中分解だよ。バンドでセラピーなんてあり得ないさ。バンドのメンバーには感情を解放するべきじゃない。俺達は最初の頃からこれは演劇部じゃないんだってことをハッキさせてたよ。たわごとは一切お断りさ」
またデイヴは争いのないバンドだというイメージがあるが、実は浮き沈みがあったのだともコメントした。
「ずっと楽しかったわけじゃないよ。これ以上このバンドにはいたくないって思った時だってあったさ。これ以上やっていけるか分からないと思った時だってあったね。最高の成功も味わったけど、苦い思いだってかなりしているんだ」