キャバ嬢はそんな男のプライドを見透かして恋愛対象外のゾーンに放り込んでしまう。
「このお客もやっぱりそうなんだ…」
最初に悪いイメージがついてしまった場合はなかなかひっくり返すのが難しい。キャバクラは華やかな世界だが、一瞬のスキも許されない戦場である。キャバ嬢がスキを見せているように演じているのを忘れてはならない。その点を勘違いして暴走すると、評価は地の底に落ちてしまう。キャバ嬢を口説くには運と実力と行動力の3点が必要だが、基本に戻って考えてみると口説く方向性が見えてくるかもしれない。先にあげた『笑顔』がキャバ嬢を口説くための第一歩である。
そして第二に必要になる、キャバ嬢を口説く基本が『挨拶』なのだ!
かなりの数のキャバ嬢に話を聞いているが、最初の挨拶をしないお客は多いという。
もちろんキャバ嬢は仕事だから表向きは気にしてはいないようだが、挨拶を返してくれるお客の絶対数は少ないだけに好印象に繋がる。第一印象の大切さは会社やプライベートで散々理解しているが、席につくキャバ嬢の顔や胸ばかりを気にしていては重要なことを見落としてしまうのだ。
キャバ嬢が席につく前に軽く会釈なり、声をかけてから席につくが、そのタイミングで挨拶を返すのが良いだろう。表向きの挨拶しか出来ないキャバ嬢からの評価が上がることは無いが、指名を多く取るキャバ嬢からの第一印象は間違いなく良いものになる。わかる人にはわかるのだ!
会社やプライベートで当たり前のようにおこなっている挨拶と笑顔を、キャバクラでも活用してみよう。(月山皇)