というのも、レタスの1個の食物繊維は、実はかなり少ない。100g中に含まれる食物繊維を調べてみても、その数字は1・1g。レタス1個で可食部分が300gと想定しても、その食物繊維量は1日の必要量19g(18歳以上の男性の場合)の6分の1程度で、仮に1日3食に分けて食べても間に合わない計算だ。これはジャガイモ(100g中1・3g)と比べても負けるような数字で、ゴボウ(同5・7g)には完敗の圧倒的な少なさだ。ちなみに、前ページで扱った栄養の少ない野菜・きゅうり(同0・9g)にはわずかではあるが、勝利している。
ちなみに、食物繊維が多い食材としては、唐辛子が挙げられる。その量は100gあたり、46・4g! でも、唐辛子ばかり食べるわけにも…ねぇ?