人気シリーズ第14弾で、記事によると、今年は高校が舞台。新入生となったお笑いコンビ・ダウンタウン、月亭方正、ココリコの計5人が、「絶対に笑ってはいけない」状況下でさまざまな授業を体験。
関東の廃校を貸し切り、スタッフ約500人、エキストラ125人、カメラ210台の大規模ロケを敢行。“刺客”は、過去最多の74人だという。
同番組を巡っては、俳優の佐野史郎が収録中に第三腰椎を骨折し、全治2カ月のケガを負ったことが発覚。佐野は「放送に関しましては、私の負傷で笑えない状況にならないよう放送されることを、心より願っております」とコメントを発表。佐野の出演シーンが放送されるかが注目されているのだが…。
「業界内でもそうだったが、おそらく、視聴者も放送を望んでいたであろう企画が『吉本興業24時!』だろう。闇営業で処分された芸人たちの出演はもちろんのこと、5時間以上にわたった社長の会見の再現など『笑ってはいけない』要素が満載。一連の騒動は落ち着いただけに、笑いのネタにしてほしかったものだ」(テレビ局関係者)
今年の吉本といえば所属芸人たちの闇営業問題が6月に報じられて以降、極楽とんぼの加藤浩次が上層部にかみついた“加藤の乱”、そして、先ごろ発覚したお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実の所得隠しと申告漏れなど、芸能ニュースで大々的に扱われたネタのオンパレードだった。
「いまだにテレビ復帰できていない、闇営業問題で活動自粛中の雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮については、上層部との話し合いがまとまっていない。まとまっていれば、『笑ってはいけない』での復帰や、吉本を巻き込んでの企画も実現したのでは」(芸能記者)
まだまだ吉本の上層部にとっては「笑えない」状況が続いているようだ。