以前、官邸にいた森元首相は幽霊の足の部分を見たという。これは首相自ら披露した話だが、本人は「あくまでも“都市伝説”のようなもので、信じてはいない。公邸に引っ越さずに私邸に住み続けている現状とは無関係」と強調した。
幽霊話は、官邸だけではない。放送界でもいくつかあるのだ。
みのもんたや吉田照美が在籍していた東京・四谷の旧文化放送本社では、トイレに幽霊が出ていたという。
「幽霊はいろいろな邪魔をしてくる。元文化放送アナウンサーの小俣雅子は、女子トイレに入ると時々鍵が開かなくなり、出られなくなることがあったという。だが、ある呪文を唱えたら開いたらしい。こういうトイレにちなんだ怪談話は少なくないのです」(文化放送関係者)
旧文化放送本社は、1951年に建設された聖パウロ修道会の布教拠点だった。そうした背景も関係しているのかもしれない。
「いまは別の建物になっているので、そうした騒動はおさまった。だが、いまだに吉田や小俣は幽霊の存在を信じているようです」(前出・文化放送関係者)
昨秋、あるテレビ局では季節外れの幽霊騒動がもちあがった。
現場はその局3階にある『V1スタジオ』近くの男子トイレである。
「深夜に男子トイレに入ったスタッフが、次々と背後に人の気配を感じた。なかには冷たい手で触られ、ポコチンがいっきに縮まったと話すスタッフもいる」(事情通)
じつはそのトイレで、有望だった男子アナが自殺した。更迭人事異動を恨んでのことらしい。その祟りではないか、ともいわれている。
隠しているが、日本テレビやTBSにもこのテの話はあり、今後、放送局幽霊話は続々と出てきそうだ。