「そもそもこれだけ大所帯なので、メンバーの卒業や脱退は珍しいことではない。それに最初の趣旨では“AKBは通過点”としていた。ただ、ここまで人気が出た後に主要メンバーが“卒業”となれば世間に与える衝撃も大きくなるのでは」と語るのは芸能ライター。
気になるのは、“卒業”の理由について。
「特に初期のメンバーは最初の趣旨どおり、“AKBは通過点”との意識がすごく強い。ピンでも活躍できるようになっていけばその気持ちが大きくなっていくのは当然のこと。それに初期メンバーは比較的、今の“AKBバブル”冷静に見ている。“AKB商法”の限界を感じているのでは」(芸能ライター)
大人気の彼女たちが、“卒業”しても今まで以上に活躍してほしいと願うのはファンとして当然のこと。しかし、そんなに甘くないのではとも。
「ピンで活躍する子もいますが、やはりそれは“AKBブランド”を背負っているからこそ。元AKBでどこまでお声がかかるかは微妙」(芸能ライター)
ちなみに、「近々、卒業では?」とウワサされているメンバーは、IとSとMとのこと。「AKB人気が今後、永遠に続くなんてことは考えられない。どんな人気アイドルグループだって衰退する日がくる。卒業が早すぎてもAKBとしての恩恵を十分の受けることができないし、遅すぎると泥船に乗ることになる。これからの舵取りが彼女たちが芸能界で生き残っていくための勝負ドコロ」(芸能ライター)
今、絶頂を迎えるAKBのメンバーで、3年後、5年後、10年後、芸能界で生き残っているのは果たして誰なのか? そんな観点で彼女たちを見ていくのも今後の新たな楽しみ方かもしれない。