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連続殺人容疑者の荒れた女グセ

 今年6月10日、千葉県佐倉市の路上で、建設作業員の桑山明紀範さん(21)が遺体で発見された事件。千葉県警は当初、轢き逃げと死体遺棄容疑で捜査していたが、発生から5カ月経って事件は一転、連続殺人事件へと発展した。

 桑山さんは遺体発見場所から約6キロ離れた自宅前で轢かれたことがわかり、県警はその現場の遺留物から犯行に使われた車を割り出し、所有者(秋本清一被告=42、女性に対する傷害事件で逮捕、起訴され現在公判中)を特定。秋本被告は調べに対し、「自分が桑山さんをはねた。まずいと思って遺体を別の場所に捨てた」と、自供した。

 ところがこの事故の前日、秋本被告と交際していた由利成子さん(25)が、家族と携帯電話で話したのを最後に行方不明になっていた。これについて秋本被告を追及したところ、「一緒に歩いていたときに急に倒れて死亡した。疑われると思って山林に棄てた」ことを認めた。そして自供どおり、千葉市若葉区の山林で今月、半ば白骨化した由利さんの遺体が発見されたのだった。
 「由利さんは6月8日から姿が見えなくなっており、桑山さんが轢かれたのが9日。しかも桑山さんは立ったまま轢かれた傷がなく、殴り倒された後、横になった状態で胸などを3〜4回轢かれたようです。時間的に見て、桑山さんが由利さんの遺体を目撃し、秋本被告がこれを隠蔽するために車で轢き殺したと警察は見ています」(地元記者)

 秋本被告は妻と子供2人の4人暮らし。自動車解体業を自営していたが、近所でも評判の乱暴者だったという。
 「以前、若い全裸の女性が秋本さんの事務所から飛び出してきて助けを求めたり、2階のベランダの手すりにキャミソールだけでぶら下がって叫んでいた女性もいます。彼は言動が荒っぽく、皆ハラハラして見ていましたよ」(近隣住民)

 捜査関係者によれば、由利さんも何らかの方法で秋本被告の手で殺害されたと見られており、全容解明を目指しているという。

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