起訴状によると、2016年、ファンクラブに計約1億1700万円の収入があったのに申告せず、所得税約4780万円を脱税。東京国税局が2017年11月に強制調査(査察)し、今年1月に千葉地検に告発していた。
収入は会費やグッズ販売によるもので、北翔は資金管理には無関係だという。一部の取材に対し、吉野被告の代理人弁護士は、「(被告が)プールしている資金を申告しなければならないという認識がなかった。すでに納税を済ませた」と説明したというのだ。
「私設FCが存在するのは、基本的にトップの男役と娘役。北翔の私設FCでは年会費が8000円。プレミアム会員になると年会費が6万円程度で、チケットが優先的にゲットできたり、憧れのスターとの食事会などファンにはたまらない特典がある。入会方法は会員の紹介が多く、そのため、何人会員がいるかなどの“証拠”が残らず脱税し放題と言われている」(演劇担当記者)
とはいえ、今回の件で当局の目が厳しくなりそう。少なからず、怯えているトップスターがいそうだ。