当然、ライバルのヴェロックスにも同じ事が言えます。この馬も馬券から外れたのは東京1800mコースの1度だけ。左右が問題だったのなら今回は、この2頭が有力でしょう。それに続くのがワールドプレミア。今回と同じ阪神で稍重で、ヴェロックスには離されましたが2着でした。この馬は4戦して全部馬券に絡んでいます。しかし、他の馬も似たり寄ったりなので、あの2頭以外はそれほど差はないでしょう。
ちょっと気になるのが、レッドジェニアル。ダービーでは最後方でしたが、サートゥルナーリアやヴェロックス程ではありませんが、しっかり脚を使っていました。普段は中段でレースをするのですが15番手の苦しいレース展開になりましたが、京都新聞杯では、ダービーの勝ち馬であるロジャーバローズを差し切った馬です。
ひょっとするとも、有り得るかもしれません。
ワイドBOX 5、3、4
そして、同日に行われる中山のオールカマーには、レイデオロが出走してきます。前走の宝塚記念では、元気がありませんでした。あんなに遅れを取る馬ではないのですが偶々、機嫌が悪かっただけなのか、何となく心配です。そして、中山巧者でQE2世Cの海外GIまで勝ったウインブライト。海外帰りの法則以外は、心配事が無い馬です。レイデオロも海外遠征からの宝塚記念で、力を発揮できませんでした。
不安要素がなければこの2頭軸で決まりなのですが、ウインブライトが海外遠征からの初戦です。今度は、海外帰りの法則がウインブライトに発動しなければ良いのですが心配です。推理すると、今度はレイデオロが実力を発揮して、ウインブライトがという事も思い浮かびます。
しかし、昨年は海外帰りの2頭がワン、ツーでした。このレースには、当て嵌めない方が良いのかもしれません。どんなに強い馬でも機嫌が悪い時は走りません。如何に調教が大切かは、強い馬が負けた時に感じます。どう考えてもこの2頭だと思うのですが、逆に恐いですがあのマツリダゴッホが頭を過ります。これほど中山巧者はいないと思う程にどんな時も中山だけ強かったです。
ワイドBOX 8、7、1