ところが、契約直後から小杉は、持ち前の二股癖からか大のUSJ好きであることを公言。ついに、2010年3月6日フジテレビ系列で放送の〔人志松本の○○な話〕では、別室で相方の吉田と一緒に見守る運営会社・京阪電車のひらかたパーク事業部担当者氏の前で嬉々としてUSJを褒め称えたあげく、「お前ひらかたパークは何回行った?」と千原ジュニアに突っ込まれ、「一回です」と暴露。
「やはり一途な人がいいです…」
「(降板いただくには)私一人ではきめられませんので」
と言う担当者は、みるみるテレビではありえない表情に! 「なんて顔してるんですか!」と色を失う小杉。この2人の対照的な姿が笑いを誘い、番組視聴率は18%を超えた。
その後どうなったのだろう。
小杉の一年契約を過ぎた現在、子供の頃に京阪電車勤めの父親と何度もこのひらかたパークで遊んだのに仕事をブッキングしてもらえなかった吉田が、晴れて「ひらパー兄さん」候補になっている。これから、2人のどちらがひらパー兄さんにふさわしいのかを「ひらパー兄さん選挙」で決めるというくだらない展開だ。公式HPでは、2人の政見放送も拝める。7月10日から、11月上旬まで園内で投票が行われ、園内で2代目ひらパー兄さんが発表される。
ひらかたパークによれば、あくまで「小杉さんの番組での発言を受けて、選挙になった」とのこと。
「おかげさまでアトラクションの売り上げがのびまして、継続の方向で考えている」と最初ホクホク顔だった担当者氏の表情の変化は、実に見事だったが、ひらかたパーク側の怒りは、まさしく“ガチ”だったようだ。(了)