ご覧のとおり、大きな牙、頭頂部のコブのようなものはまさにマンモスそのものである。
これは1943年にシベリアで捕虜になっていた軍人カメラマンが同地で動画に収めたものとされており、現在インターネットで話題になっているものである。
動画には毛むくじゃらのマンモスが悠々と歩いている姿が数秒間ではあるが収められており、こちらに向かってくる様子までが撮影されている。
周りの草と比べるとその大きさはまるで猪のように小振りではあるが、実際のマンモスの大きさはアフリカゾウと同程度(4m〜5m)と見られており、大きさとしては案外この程度なのかもしれない。
この動画は、撮影されたシチューエーションが出来すぎている(マンモスの生息地であるシベリアで撮影された、撮影したカメラマンは翌年死亡している)ためか、信ぴょう性としてはかなり薄いとされている。
なお、マンモスの目撃例は古くからあり、報告されている範囲ではシベリアで1580年に騎士たちが毛むくじゃらの象の目撃、また1889年にはアラスカで体長9メートルの象を撃ち殺したという報告が残っている。
また、2011年にはまたもシベリアで川を渡り、魚を捕食しているマンモスらしき物体の姿が動画に収めらている。
このようにマンモスは現在、過去において生きている姿を目撃されること多い動物であり、一概に絶滅動物とは言えないという声も挙がっているほどだ。
また、マンモス以外にもジャイアントモアも絶滅後に目撃が相次いでいる動物の一種である。特にジャイアントモアは世界各国で目撃されており、実際に写真を撮られたケースも少なくない。
しかし、マンモスもジャイアントモアも動いている姿は撮影されど、捕獲されたという報告はないのが実情である。
(山口敏太郎事務所)