まず、晩婚だと育児と親の介護のダブルケアをする可能性があるのだという。結婚相談所を経営する寿華江氏は「内閣府の調査によると、全国でダブルケアをしている方は約25万人。そのうちの8割が30代から40代、男性が8万人で女性が17万人」と30代以降で結婚してしまうと、ダブルケアをする確率が格段に上がるらしい。
また、プレゼンターのバービーは「親御さんが高齢になってくると、風邪ひいたとか急な仕事が入ったとかで、子どもの面倒を見てもらうのも難しくなる。プロに頼んじゃうとお金もかさむし、体力的にも金銭的にも大変になっちゃう」と親が高齢だと育児の戦力になりにくく、ベビーシッターなどを雇わなくてはいけなくなり、出費が増えがちになるようだ。
次に紹介したデメリットは、収入減・支出増で老後破産。子どもが大学や専門学校に進学すれば出費は増える。だが、晩婚だと子どもがその時になる頃には定年退職して収入が年金のみになっており、生活できなくなる恐れがあるのだという。
そこで、バービーは「(森永卓郎さんが)言ってたんですけど、現在40代より下の世代は、年金支給額が4割カットされる可能性が今後あるそうです。なので、40年勤務した夫と専業主婦の場合で言うと、二人で月額13万円」「さらに恐ろしいのが、現在の65歳から70歳に支給が繰り上げられるって話もあるそうです」と年金額も支給される期間も以前より悪くなる可能性を語った。
番組を見ていたツイッターユーザーは「晩婚で子供を育てて大学までってなったら、そりゃあ老後破産とかありえるわな、、」「確かに…晩婚だとこういった事も出てくるのか。。。」「い〜や〜もう晩婚って年齢になったら結婚なんかしないほーがいいんだね」などなど、晩婚の恐怖を口にした。
もちろん、教育費が安くなったり、働き方に大きな変化があったりなどで、晩婚でも問題なく生活できる可能性も十分ある。ただ、それは晩婚化対策に真摯に取り組まなければ実現は難しいかもしれない。