事の発端となったのは、今月7日に公式ツイッターアカウントから呟かれたあるツイート。そこには、「昨日宿泊の男子学生4人組に由布院の良かった所を聞くと『下の湯です!』と即答。そこは町で唯一の公衆混浴温泉。彼らが入浴中に若い女性が入ってきたそうです。一生の想い出になったとか。世界の女性陣には知って欲しい。皆さんには特大の魅力が備わっているという事を!」とつづっていた。
しかし、このツイートについてネットからは、「混浴の宣伝として一番しちゃだめなやつ」「湯布院の魅力は女性の裸が見える混浴ってこと?」「これ見て女性客がどう思うか考えなかったの?気持ち悪いとしか思えない」「自分の妻や娘に、『男性方を喜ばせるために混浴に入って』と言えますか?」という声が殺到。女性を性的消費の対象にしているとして炎上する事態に発展した。
炎上を受け、支配人は17日にツイッターを更新し、「この度は僕の不適切な表現により多くの方に不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありません」と謝罪。「時数制限がある中軽い気持ちで書き込んでしまったのですが公の温泉宿の経営者としてあるまじき表現だったと思います。今後はこのようなことが二度とないように心がけていきます。本当に申し訳ありませんでした(原文ママ)」とつづった。
さらに、7日のツイートについて支配人は「どう書けばいいか分からないのですが女性軽視や性的な思いで書き込んだつもりは決してありません」と断言。「ただ軽率にも書いたことは二度と消せないので今後は自分の言動に慎重になり行動していきたいです。この言葉しか言えないのですが不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ありませんでした」としていた。
とはいえ、18日朝現在も問題となったツイートは削除されず残されており、このことについて、さらにネットからは、「書いた事実は消せないけど、ツイートは消せる。なんで消さないの?」「ツイート消してない時点で反省してるとは思えない…」という指摘が寄せられている。同午前10時ごろようやく削除された。
批判の中には、「湯布院はいいところって知ってるけど、湯布院行ったとしても温泉入る時はめちゃくちゃ気を付けようって思った…」「湯布院の1番良い場所のエピソードがこれって…気持ち悪い」「湯布院好きだったけど、もう行きたくない」という声もあり、湯布院全体の損失に繋がってしまう可能性も出てきている。
一部ネットユーザーからは、「湯布院の観光協会に通報した」という声も上がっており、いまだ混乱を極めている状態。果たしてこのまま騒動は収束するのだろうか――。
記事内の引用について
湯布院カントリーロードユースホステル公式ツイッターより
https://twitter.com/countryroadyh