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ユリ・ゲラー、“テレパシーでEU離脱阻止宣言”で話題 現在も日本で活躍中?

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ユリ・ゲラー、矢追純一

 イギリスのEU離脱問題をめぐって、超能力者のユリ・ゲラーが「テレパシーを使って離脱を食い止める」と表明し話題となっている。これを受け、ネット上では「ユリ・ゲラー懐かしい」「相変わらずの大言壮語ぶりだな」「というかユリ・ゲラー今イギリス住んでるのかよ」といった驚きの声が聞かれる一方で、「この人誰?」の声も聞かれる。確かに若い世代にとってはなじみがないのも仕方ない。一世を風靡したユリ・ゲラーの来歴を改めて振り返ってみたい。

 ユリ・ゲラーは1946年にイギリス統治時代のパレスチナに生まれる。その後、イスラエル建国に伴いイスラエル人となる。20代のころは、マジックにハマり「超能力」と称したショーを行っていた。ただ、腕前はそれほどでもなかったようだ。だが、1972年にアメリカの心理学者から「超能力者」として招聘され、テレビ出演などで人気を博す。

 日本へは1974年が初来日となる。『11PM』『木曜スペシャル』(ともに日本テレビ系)に出演し話題となった。ユリ・ゲラーがテレビを通して披露したのが「スプーン曲げ」と「念力による時計動かし」である。

 スプーン曲げは宇宙からのチャネリングパワーによってスプーンが曲がると主張していたが、真偽は不確かである。小学生が真似して、強引に曲げた給食のスプーンが大量に生じたといったエピソードもある。それほどの人気だったのだ。

 もうひとつの時計動かしは、テレビの画面からユリ・ゲラーが念力を送り壊れた時計を動かすもの。その際に手で強く握るようにうながされた。これには「本当に動いた」といった反応が多く現れた。ただ、古い時計を握り、熱を加えることで動き出すことはまれにある。1万分の1の確率でもその反応は相当なものであろう。

 ユリ・ゲラーは1970年代の日本で爆発的なブームとなり、なぜか本人が怪しい日本語で朗読をするレコードも発売された。このユリ・ゲラーは日本ではいまだに根強い人気を誇っている。レコードはCDとして再発売されているし、ユリ・ゲラーが監修する占いサイトも稼働中だ。やはり日本人は、世界の中でも「オカルト好き」な民族ともいえるだけに、ユリ・ゲラー人気も根強いのだろう。

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