6月28日に最終回を迎えたドラマ「ぼくの妹」(TBS)は平均視聴率7.9%。4〜6月期の21時、22時台のドラマでは最下位だったという。人気者のオダギリジョーとの共演でこれだから、悲惨としかいいようがない。07年10月に放送された明石家さんま共演の「ハタチの恋人」(TBS)も期待外れといわれたが、「『ぼくの妹』はそれを下回ったんです。1年前の「ラスト・フレンズ」(フジテレビ)が好評だっただけに、残念です」(芸能ライター)。
さらにショックなのは主演映画「群青 愛が沈んだ海の色」の不振。今週発売の週刊新潮によると、全国94館で封切られた同作の公開2日間の興業成績は7047人。映画館で1日4回の上映があったとすると、1回につき9人の観客だというのだ。
ちなみに同誌によると、同日公開された笑福亭鶴瓶主演の「ディアドクター」が2万6648人で67人。ダントツ人気のアニメ映画「エヴァンゲリオン新劇場版:破」が35万4852人で369人という。ここまで差が開くとは驚きだ。
「当初、一部で報じられた長澤の濡れ場が、フタを開けてみればまったくなかった。原作小説には濃厚なシーンが満載だったため、隠れ巨乳といわれる長澤の大胆演技が期待されたんです」(映画ライター」
綾瀬はるかが映画「おっぱいバレー」という過激なタイトル作に出演、黒木メイサが17日発売の初のソロ写真集「LOVE MEISA」(マガジンハウス)でセクシーショットに挑戦するなど、同世代の女優はうまくセクシー路線を走っている。それだけに「群青 愛が沈んだ海の色」は男性ファンにとってはガッカリだったのだろう。
「女優としての資質は十分あるが、出演作の選択が無難すぎると思う。ただ、ドラマの視聴率や映画の観客動員数が悪いと、“主役の人気がないから”と必ず書かれるが、実際は作品自体がつまらないわけで、役者に責任を全部をかぶせるのはおかしい」(同)
ともかく長澤には、もっと過激な役に挑戦してもらいたいものだ。