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SMAP活動休止説を追う

 ジャニーズの人気グループ「SMAP」に活動休止説が浮上している。メンバーは全員すでに30代。それぞれピンでの活動が目立つ。ジャニーズの世代交代がささやかれているだけに、グループ活動にひと区切りつけてもおかしくない時期に来ている。

 「9月24日からスタートする全国ドームツアーの目玉として(解散が)発表される可能性がある。ツアーに集中するため、中居正広が9割方内定していた、フジの10月スタートの月9ドラマを降りてしまったと言われているほどですから」(週刊誌記者)
 同ツアーは6日間連続の東京ドーム公演からスタート。日本の音楽シーン史上、空前絶後のビッグイベントだけに、メンバーは全力投球する覚悟だという。
 「今年のSMAPのスケジュールは、すべてドームツアーに向けて組まれたもの。ただ、月9ぐらいになると、1年前から主演を決めてスケジュールを押さえる。にもかかわらず中居が降板したのは、よほどドームツアーにこだわる理由があったからでしょう」(同)
 結局、10月スタートの月9は堀北真希主演の「イノセント・ラヴ(仮題)」に決定したが、ジャニーズサイドは、もともと中居の主演にノリ気ではなかったらしい。
 「SMAPを仕切っているI女史は『今年はメンバー全員で主演ドラマをやる』とぶち上げていた。当然、高視聴率を期待した。いずれも月9の香取慎吾主演『薔薇のない花屋』、キムタクの『CHANGE』は常時視聴率20%超えで合格。ところが、TBSで放送された稲垣吾郎の『佐々木夫妻の仁義なき戦い』、草なぎ剛の『猟奇的な彼女』は1ケタを記録するなど惨敗。SMAPなら何でも数字が取れるわけでないことになり、これで中居のドラマがコケたらI女史の責任問題にまで発展しかねない。リスクを負う気はなく、降板させたようだ」(ドラマ関係者)
 中居はTBSで北京五輪のメーンキャスターを務め、テーマ曲には新曲「この瞬間、きっと夢じゃない」が起用された。スポーツ紙デスクが、こう言ってあきれる。
 「TBSのテーマ曲なのに、メンバーがレギュラー番組を持つフジでもテレ朝でもかかりまくり。相変わらず、テレビ局は『SMAP様々』という感じでした」
 テレビ各局を牛耳るSMAPだが、それも長くは続かない?広告代理店関係者がこう言う。
 「現在、メンバー5人そろってのCMは大塚製薬、全日空、NTT東日本の3社。ところが、来春以降の契約は白紙で、各社後任探しに奔走しているらしい。そのあたりからも来年3月いっぱいでの活動休止説が出てきた。フジで長年放送されている、メンバー全員での唯一のレギュラー番組『SMAP×SMAP』も終了説が出ている。以前は20%超えもあったが、今では10%台前半が多く、リニューアルするにはちょうどいいタイミングなのでは」
 これまで何度も、独立説や移籍説が飛び交ったが、メンバー全員が30代を迎え、状況が変わったようだ。芸能プロ関係者がこう証言する。
 「メンバー全員がソロでもやれる確信を持ち、グループでの活動に限界を感じていたふしがあり、活動休止のタイミングをうかがっていた」と明かし、さらに話を続ける。「そこで、ドーム公演で発表し、活動休止に向け突っ走るのでは。事務所内部ではこれまで一枚岩だと思われてきたジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長がさまざまな案件をめぐって対立し、すでに重要視しなくなっていたSMAPに構っている暇はなくなった。すでにその処遇はI女史とメンバーに一任されているようです」
 そこで注目すべきは、それぞれのプライベート。先のスポーツ紙デスクがこう言う。
 「稲垣は菅野美穂、香取は年上の元OLと結婚秒読み。ソロになると話題づくりのため、来春以降、立て続けに結婚するのではないですか。SMAPの誰が結婚しても、ファンが驚かない状況はでき上がってます」

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