報道をまとめると、同ドラマは人気の高い戦国時代が舞台のオリジナル作品。“美濃のマムシ”こと斎藤道三や織田信長に仕え、最後は本能寺の変で主君を裏切った光秀の半生を描く。
長谷川は同局で今年10月から放送される連続テレビ小説『まんぷく』にヒロインの夫役で出演予定。
朝ドラの撮影後、間を置かずに大河の撮影に入る見込みで、この“連投”は、1986年前期「はね駒」でヒロインの夫を演じ、翌87年の大河ドラマ「独眼竜政宗」に主演した渡辺謙以来だという。
長谷川は、「長旅になりますけど、これを乗り越えた後に、人が見られないような景色が見られるんじゃないかなと思って。しっかりやりたいと思っています」と意気込み。
光秀の人生にかけ、「明智光秀は“三日天下”ですけれども、僕はこれをやり遂げた後に1年くらい天下がほしいなと思っています」とユーモアを交えて笑わせたというのだ。
「もともと、脇役で光輝いていた長谷川。16年公開の主演映画『シン・ゴジラ』が大ヒットした長谷川だが、正直な話、長谷川以外の俳優でもヒットした作品。どうもNHKは長谷川の人気・知名度を過信しているのではないかと思えるほどの大抜てきとなった」(映画業界関係者)
2020年といえば、東京五輪が開催され日本が世界から注目される。
そんな記念すべき年だけに、NHKの看板ドラマである大河ドラマは何かしら五輪がらみかと思われたのだが…。
「五輪期間中はどうがんばっても視聴率を稼ぐのは難しいし、NHKでも五輪競技を生中継するはず。異例の放送回数の大幅な短縮もあり得そうだ」(芸能記者)
放送まであと2年弱。それまでに長谷川のさらなるブレークが期待されるところだ。