最終日のこの日は、ライブ本編終了後に、約1時間のスペシャル公演も実施。アンダーライブセカンド・シーズンを最後に、「卒業」が決定している、1期生の伊藤寧々を、メンバーとファンが一体となり盛大に送り出した。
ライブのオープニングを告げる『Nogizaka Overture』が流れ、曲にあわせてメンバーが登場すると、観客の振るサイリウムの色で会場全体が美しく彩られた。
最新のアンダー曲、『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』からライブはスタートすると一気に会場の熱気は最高潮。ライブ中盤「涙がまだ悲しみだった頃」の曲が始まると伊藤寧々がセンターとなり、会場全体がオレンジとピンクのサイリュームに彩られメンバーも涙をながしながら感動の熱唱を行った。
アンコールでは、最新のシングル『何度目の青空か?』を披露。選抜メンバー顔負けの息の合ったパフォーマンスに会場は大いに盛り上がった。その後、『乃木坂の歌』でライブは締めくくられた。幕が下りた後も、場内は「乃木坂46コール」が鳴り止まなく、ダブルアンコールで再びメンバーが登場。今回アンダーライブのセンターを務めた井上小百合が「この2週間、ここに居る皆様のおかげで走りきる事ができた。これからも、乃木坂46をよろしくお願いします」と語った。
スペシャル公演の一人MCコーナーでは、伊藤寧々が務めることになったと思いきやサプライズにて“ねねころを送る会”が行われた。伊藤寧々の母からの手紙や、メンバーからのメッセージボードが渡されると会場全体が感動に包まれた。
卒業となる伊藤寧々から「乃木坂46のスターティングメンバーとして3年間活動できたことは私の誇りです。ファンの皆さんにアイドルになるという夢を叶えてもらいました。メンバー、ファンの皆さんと会えたことすごくすごく幸せです」語りアンダーライブセカンド・シーズンの幕を閉じた。
今回のアンダーライブを通して、また一回り成長した乃木坂46。今後は、実力を増すアンダーメンバーにも注目したい。