9月11日、三田の二男、高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反の疑いで渋谷署に逮捕された。なんと高橋容疑者の逮捕は、これで4度目。息子が犯した犯罪に対し、三田は、「親としては、もう力及ばずの心境です。この上は、本人ももう40手前ですし、自らの責任と覚悟を持って受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたい」と、異例のコメントを発表し白旗を掲げた。この時点では、世論も76歳という三田に同情的だった。ところが、三田とプライベートな交流がある元スタッフらの証言で裏の顔が明らかになると、一斉にバッシングが始まったという。
「裕也もバカなら、母親の佳子も似たようなものです。そもそも、彼が初めて覚せい剤使用で逮捕された時に、毅然とした対応をしていれば今回のようなことにはなっていなかった。裕也は逮捕されたことから、これといった正業に就いたことがない。小遣いは月に50〜70万円。プラス親名義のブラックカードまで所有し、月に平均200〜300万円も使用していたそうです。そのくせ、女遊びには目がなく、無職同然の身で結婚して子供までもうけているんです」(元ドラマ関係者)
諸悪の根源といわれているのが、裕也容疑者に渡していた小遣いの使い道。
「裕也は三田からもらったお金で覚せい剤を購入していたんです。その筋の間では、金払いがいいことから超VIP待遇だったそうです。まあ、金額も通常の2〜3倍支払っていたそうですよ」(捜査関係者)
ここで気になるのは、バカ息子の裕也容疑者に言われるまま金銭を渡していた三田の収入。いったい、いくらあったのか?
「それこそ、女優としての最盛期は年間30億円以上の収入があったようです。直近のドラマ出演作『過保護のカホコ』(日本テレビ系)でも、1本当たり80万円〜をもらっていた。だが、最近は目に見えて収入は激減。年金を切り崩し、持っていた貴金属や絵画などをお金に換えて裕也に渡していたんです」(芸能関係者)
今回、二男の逮捕をきっかけに三田は女優引退を決意したという。
「唯一のレギュラーだった『過保護のカホコ』も今回のスキャンダルを予見してか、劇中ではこの世を去っている。今後、女優業を続けたとしても三田はイメージが悪すぎて、オファーが来ないでしょう」(同)
皮肉にも二男の逮捕が女優引退のきっかけとなってしまった三田佳子。今、胸に去来するものは…。