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蓮舫副代表、二階幹事長「まずまず収まった」発言を批判で『スーパー堤防政策の廃止』に改めて疑問の声

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蓮舫副代表

 立憲民主党の蓮舫副代表が13日、自民党の二階俊博幹事長が台風19号の被害について「まずまずに収まったという感じ」と発言したことをTwitterで批判した。

 これは二階幹事長が緊急役員会で台風19号による被害について、「予測されて色々言われていたことから比べると、まずまずに収まったという感じだ」と話したことが報じられたことがきっかけ。

 蓮舫副代表はこの件を報じたWebサイトを引用リツイートし、「まずまず?与党幹事長の発言は決して軽くない。この認識は、ない」と二階幹事長を批判した。

 このツイートに、一部Twitterユーザーが反応。蓮舫副代表は民主党政権時、スーパー堤防事業を厳しく批判したうえ廃止しただけに、「水害についてスーパー堤防を無駄だと言ったあなたが言えるのか」「堤防事業をなくしたあなたに人を批判してほしくない」「スーパー堤防はどう考えても必要だった」「堤防が必要ないという発言の責任を取れ」と批判が挙がる。

 一方で、「今回の水害とスーパー堤防は関係ない」「スーパー堤防は即効性のある事業ではなかった」「民主党政権時の事は言うべきじゃない」「二階幹事長の発言は不適当。蓮舫さんは当然のことを言っている」という擁護の声もあった。

 スーパー堤防については、当時民主党の緒方林太郎元議員が「スーパー堤防はスーパー無駄遣いということで一旦廃止にさせていただきたい」と発言し、事業が廃止されている。しかし、今回の台風19号での相次ぐ河川の氾濫など、強烈な台風で水害が相次ぐたびに、ネット上ではスーパー堤防を仕分けた民主党政権と蓮舫議員・緒方林太郎元議員に批判が集まっている。

 2015年に鬼怒川が決壊し氾濫したことについて、民主党政権が批判された際には、当時幹事長だった枝野幸男代表が「今回の災害と事業仕分けは関係ない」と不快感を示したほか、蓮舫副代表も「鬼怒川はスーパー堤防対象外。悪質なデマ」と不快感を見せたことがある。

 スーパー堤防事業が台風19号の水害を防げたかどうかは不明だが、海に囲まれ、川も多い日本国民から守るためには、堤防が重要な役割を果たすことは間違いない。そして、スーパー堤防は国民を水害から守るための事業だったことは事実。さらに、それを「必要ない」と廃止したことも事実である。

 蓮舫副代表は今回のツイートに対し、「スーパー堤防をなくしたことについてどう思うのか」と寄せられたリプライには反応していない。一部のユーザーは「スーパー堤防が必要ない」とした発言や、廃止とした真意、そして水害とスーパー堤防の廃止の因果関係についての説明を望んでいるようだ。

記事の引用について
蓮舫公式ツイッター
https://twitter.com/renho_sha

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