鞍上の藤田騎手が「今年の2歳馬の中で一番走る」と太鼓判を押すようにケイコでも抜群の動きを披露。今週のCWコースでも古馬テイエムエースにあっさり1秒0先着を果たした。
「これまでケイコでは併走馬に遅れたことがない。とにかくモノが違うよ。ここをしっかり勝って次はラジオNIKKEI杯2歳Sを予定している」と牧村助手。2日目の芝2000m戦でのパフォーマンスに注目だ。
初日の1600m戦ではファリダット(牡、父Kingmambo、母Believe=松元茂厩舎)が注目株。
母は2002年のスプリンターズS、03年の高松宮記念でGIを2勝。アメリカで繁殖入りしたために初仔は(外)となったが、母親譲りのスピードで21日には坂路で52秒5の好時計をマークしている。
「ケイコでは追ってからの反応がすごくいい。センスも抜群だし、仕上がりも万全。初戦から楽しみ」と松元茂師。鞍上には武豊を予定している。