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ネットで批判殺到「人命より伝統?」大相撲春巡業中に起きた、土俵上の騒動

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画像はイメージです

 今月1日から行われている大相撲春巡業。この中で見られたとある一幕を巡って、ネット上で批判の声が多く挙がっている。

 問題となっているのは、4日に京都・舞鶴市で行われた巡業でのこと。土俵上で挨拶をしていた舞鶴市長が、その途中に突然倒れて動けなくなってしまうということが起きた。

 場合によっては命にも関わりかねないこの非常事態に、当然土俵上には多くの人が集まった。しかしその最中、救助のため土俵に上がっていた複数人の女性に対して「女性は土俵から降りてください」という旨のアナウンスが流れたという。

 複数メディアによって報じられたこの一連の場面。一部動画サイトには、この模様を捉えた映像がアップされているが、その動画の中では「女性の方は土俵から降りてください」、「男性にお任せください」というアナウンスをはっきりと聞き取ることができる。

 幸いにも市長の命に別状はなかったというが、ともすれば人の生死、また女性に対する差別にも関わる今回の場面にネット上では「そんなに伝統が大事か」、「しきたりは人の命より重いの?」、「女性に対して無礼すぎる」といった批判が殺到している。

 せっかく人命救助のために駆け付けてくれた女性たちが、今回なぜこのような仕打ちを受けるに至ったのか。それには角界に“土俵は女人禁制の場”という古くからのしきたりがあるため。その理由は諸説あるが、過去には女性官房長官や女性知事がこのしきたりを理由に土俵に上がることを断られるということもあった。

 “女人禁制”をはじめとしたしきたりや慣例のもと、大相撲が今日まで発展してきたのは事実。しかし、その大相撲が相撲部屋の“おかみさん”や、その多くが会場に足を運んでくれる昨今の“スー女”といった多くの女性たちに支えられているというのもまた事実であろう。

 こうした伝統やしきたりを現代の感覚で論ずるのは少々難しい部分もあるかもしれない。しかし、今後の角界の発展に向けて、伝統のあり方というものを今一度考える必要がある時期に来ているだろう。

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