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ピエール瀧の事件がきっかけか “自主規制”が緩和されつつある映画界

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ピエール瀧

 強制性交罪で起訴された俳優の新井浩文被告が主要キャストとして出演し、公開が延期されていた映画「台風家族」(市井昌秀監督)が、9月6日に公開されることがわかった。

 同映画は、元SMAPの草なぎ剛が主演。ひとクセある家族らの姿をブラックユーモアを交えて描いたコメディーで、新井被告は、草なぎ、中村倫也らと兄弟役を演じていた。公開にあたり、新井被告の出演シーンはそのまま上映されるという。

 新井被告は2月1日に逮捕されたが、逮捕直後に、主演映画「善悪の屑(くず)」の公開中止が決定。「台風家族」は当初、6月に公開の予定が延期になっていた。

 延期の決定に、草なぎは自身のツイッターで「しばらく時間はかかりますが、もう一度、スタッフ、キャストが気持ちをそろえて前に進んでいきましょう」と呼びかけていた。

 「もはや、キャストの逮捕で即、公開中止や撮り直しで“自主規制”する流れは止まりそう。そもそも、映画はお金を払う観客に選択権があるので、嫌ならば見なければいいだけ。テレビだと、CMスポンサーの絡みがあるのでそうはいかない」(映画業界関係者)

 一石を投じたと思われる作品が、4月5日から公開された「麻雀放浪記2020」。同作品には、3月に大麻事件で逮捕されたピエール瀧が出演。撮り直しまで時間がなかったため、配給元の東映と白石和彌監督は、瀧のシーンをノーカットで公開する英断を下したのだ。

 その流れを受けてか、今後公開される、瀧の出演作2作品も出演シーンをノーカットで上映することを発表している。

 新井被告の初公判は、映画の公開と同時期の9月初旬に開かれる方向で調整中。

 公開にあたり、舞台あいさつで、草なぎが新井被告の事件をどう説明するかが注目される。

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