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eスポーツとは? 吉本が本格参入 億円プロゲーマー輩出できるか

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ロンドンブーツ1号2号・田村淳

 吉本興業がeスポーツに本格参入して、日本のエンターテインメント界に新たな産業を創出する。きのう7日、東京・渋谷にある運営劇場のヨシモト∞ホールで記者会見を開き、“よしもとゲーミング”を始動させると発表した。おもに、①プロチームの運営②配信事業③イベント事業の3本柱を軸におこなっていく予定だ。

 eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略。コンピューターゲームやビデオゲームの対戦をスポーツ競技として捉えるもので、オリンピックで正式種目化が取り沙汰されるほど、世界規模で盛り上がりを見せている。プレイヤーの数は、世界で1億人超え。22年のアジア競技大会では、正式種目化が決まっている。2月1日に一般社団法人「日本eスポーツ連合」が設立され、吉本興業は4つのプロチームを発足する。

 会見には、司会のロンドンブーツ1号2号・田村淳に呼びこまれて、“ゲーム大好き芸人”として次長課長・井上聡、トータルテンボス・藤田憲右、パンサー・菅良太郎、しずる・池田一真が登壇。吉本初となるプロゲーマーのジョビン、西澤祐太朗、小池龍馬も登場、紹介された。元コンビ芸人で、総合格闘家でもあったジョビンは、芸人4人と人気格闘ゲーム・ストリートファイターVで対戦。“芸人界の№1ゲーマー”井上には、目隠しをした状態で唯一負けたが、それ以外では圧巻の強さを見せた。

 その井上は、登壇芸人のなかでもっともゲーム歴が長く、人気ゲームシリーズのモンスターハンターのCMほか、関連イベント・テレビへの出演も多い。関西在住だったころは、対戦するために上京したこともあるほどだ。「20年若ければ両手上げて(大会に)出て行くけど、もう無理。そういう(厳しい)世界」と現状を語る。藤田は「もっとほのぼのしたやつだと思ってた」と笑わせ、ゲーム関連の冠番組『それゆけ!ゲームパンサー!』(日本テレビ系)を持っていた菅は、「世界とレベルがどこまで違うのか、大会に出てみたい」と興味を示した。

 プロゲーマー3人はすでに吉本と契約書を交わし、固定給・海外渡航費も支給される。それに対して芸人勢は、「いいなぁ」と言葉を失う。ゲームをするだけで給料を手にできるシステムに田村が、「家でゲームをするのもトレーニングですから」と補足説明すると、藤田は、「お笑い芸人が居酒屋で誰かを笑わせるのもトレーニングなので、その居酒屋代も払ってもらいたい」と訴え。過去、田村も同様の理由で吉本に交渉をしようとしたが、勝てないといわれてあきらめたことを明かした。

 日本を代表するお笑い事務所から遠くない未来、ゲームの億円プレイヤーが出るかもしれない。

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