『タクシードライバー』や『グッドフェローズ』などの名コンビが、ジョー・ペシとアル・パチーノという大物俳優の出演するこの作品で、再びでその力を発揮してくれることになりそうだ。
チャールズ・ブラントの本をベースにしたこの作品についてデ・ニーロは、「この映画は『アイ・ハード・ユー・ペイント・ハウシズ』という本を原作にしている」「ヘスター・ストリートで(ジミー)ホッファやジョーイ・ギャロを殺したことを告白した、今はすでに他界している実在の人物を描くものだ。それで私はその男を演じる。ジョー・ぺシとアル・パチーノも出演するし、マーティが監督をするよ」と語った。
デ・ニーロが演じるのは、「アイリッシュマン」と呼ばれていた伝説のヒットマンで、運転組合の委員長から殺し屋になったフランク・シーラン。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』のスティーヴン・ザイリアンが脚本を書き、スコセッシ監督は今年中に撮影を開始する方向だ。