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亀田家 判定に不服 WBAに再戦要求

 WBA世界フライ級王座奪取に失敗した“浪速乃弁慶”亀田大毅陣営が7日、大阪市内のホテルで一夜明け会見を開いた。前夜の判定決着を不服として、WBAに年内の再戦を申し入れる意向を明らかにした。

 王者・デンカオセーン・カオウィチットをあと一歩のところまで追い詰めながら、判定で涙をのんだ大毅だが、陣営はこのジャッジに納得がいっていない。この日の会見では亀田ジムの五十嵐紀行会長が「納得してません。WBAの方に、ビデオを持って再戦の申し入れをしたい。すぐにでもやりたい」と、リマッチを要求する意向を示した。

 亀田陣営は来週にもWBAに資料と再戦要望書を提出する方針。会見に同席したWBAスーパーバイザーのアラン・キム氏は「11月にWBAのコンベンションがコロンビアであります。それまでに結論を出せることを望んでいる」と語った。
 11・29さいたまスーパーアリーナでWBC世界フライ級王者・内藤大助に挑戦する長男・興毅との「兄弟世界王者」の夢は昨夜の黒星でついえた。それだけに今後の進展に注目が集まる。

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