「上の人の言うことをはじめからすべて信じてはいないよ(笑)」(68歳、男性)
という経験知(値)もやはりあるようだ。
筆者は、14日(月)未明のコンビニ買出しと、同日・夕刻のスーパー買出しに勇んで出かけた。
14日未明。都内某所のセブンイレブンにて。
あれ、品物がない…。カップラーメンとパンがごそっと無い。辛いカップ麺は常備なのに、残念。100円の冷凍麺でいいか…この時期3時間程度の停電なら解けないはず、と数個購入。
「お客様から他店さんについても、いろいろ無いね、という情報いただいています。皆さん『仕方ないよね』と言われますね」(店員さん)
震災で供給自体がストップしている、という張り紙がわびしい。
なお明け方ローソンに行くと、けっこうカップ麺を買えた。但し、たまたまかも。
夕刻になった。今度はスーパーにて買出しだ!
高級スーパーのSと、ほかにC屋も覗く。入り口一箇所という入場規制などもあり、あらためて震災を強く実感する。
野菜が少なく、なぜか大根を買ってしまうが…重い。同じような行動パターンの方もけっこういた。(なお、現在までのところ、ねぎもけっこう購入が厳しくなっていくだろう、と思われる)
移動して、K屋へ。お、空いている。
牛肉と豚肉の冷凍ブロックと、何でもつかえる鶏肉(笑)も、冷凍もので購入。
「道路の寸断で青森県からの供給が出来ませんので、これからしばらく鶏肉は入荷できないですよ〜」(マネージャー氏)
という話である。また、納豆を買おうと思ったが制限もあり、買えたのは全部で2パックだけであった。
さて、皆大変だが、「震災の方に物資が行かないことがあると困るので、買い物はほどほどに」されたい…と消費者担当大臣も言っていた。
今後とも自戒したいところである。
(蟹山)