「本来は『世界の果てまでイッテQ!』の特番ロケのために、断る方向で調整をしていたらしいんです。ところが、妻でフリーアナの徳永有美や愛娘から、『紅白の司会を続けて欲しい』と懇願されてしまった。内村の泣き所は妻と子供。『イッテQ!』の仕事を結局、キャンセルしたそうです」(テレビ関係者)
すべては、『週刊文春』が一連の『イッテQ!』ヤラセ疑惑を報じる直前の出来事だったというが、仮に内村が日テレを選択していたら、どうなっていたのか。
「まさに泥船ですよ。だって特番はまさに今、コーナー自粛が発表された“世界のお祭り企画”ですから。紅白を蹴った結果、企画がお蔵入りになるなんて前代未聞。かつ、NHKからは二度とお呼びが掛らなくなる二重のダメージ」(同)
ちなみにギャラだけを単純比較した場合、日テレの方が断トツにいいという。
「日テレは通常の『イッテQ!』レギュラーで、1本400万円〜。特番で海外ロケの手当が1000万円〜。これに別途スタジオMC代が発生する。日テレはケチで有名ですが、視聴率が取れる確実な芸能人にはしっかりと払うんです」(芸能プロ関係者)
一方のNHKだが…。
「今はさすがに数百万円という時代ではない。内村クラスともなれば1000万円〜という額です。一瞬、“おっ”と思うかもしれませんが、リハーサル込みの1週間ですから、拘束時間は1日8〜12時間にもなるんです」(テレビ事情通)
『イッテQ!』の打ち切り説が浮上している今、紅白出場の選択は正しかったことになる。
「打ち切りとなれば、内村が被るイメージダウンは半端じゃない。今回、ギャラは安く、拘束時間の長いNHKを選択して最終的には損をしたように思いますが、長い目で見れば圧倒的に得なんです」(放送作家)
感謝すべきは、妻と子供ということか。