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橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/5)安田記念、他

3回東京競馬2日目(6月5日・日曜日)予想・橋本 千春

☆東京11R「安田記念」(芝1600メートル)
◎11リアルスティール
○8モーリス
▲3ロサギガンティア
△7サトノアラジン、10フィエロ
 4歳馬で<3411>と、まだ底が割れておらず、成長力の大きいリアルスティールに期待する。実績は昨年の覇者でマイルGI4連勝中のモーリスが抜きんでているが、勝負付けの終わった面々に対して、初対決は魅力だ。ポテンシャルもモーリスに勝るとも劣らない。共同通信杯でドゥラメンテに快勝、皐月賞TR・スプリングS、菊花賞はキタサンブラックの2着しているのだ。そして、そして、前走のドバイターフでついに、悲願のGI制覇を達成。名実ともに一流馬の仲間入りを果たした。マイルは初めてだが、母父はマイラー色の強いストームキャット。血統的にはむしろ大歓迎といえる。ここまで、闘ってきた相手は、モーリスが闘ってきた相手よりもっと層が厚い。その結果、唯一馬券の対象から外れたのは、ダービー4着だけ。このことからも、益々期待が膨らむ。相手は、順当にモーリス。5月1日の香港チャンピオンズマイルから、僅か1か月余。ローテーションは過酷だが、力を出し切れば昨年に続き2連覇も夢ではない。

☆東京12R「三浦特別」(ダ1600メートル)
◎5ブラゾンドゥリス
○16ベストマッチョ
▲10ビッグギグ
△13ポムフィリア、15サンタエヴィータ
 東京1600メートルは2連勝を含めて、<2210>と、安定感抜群のブラゾンドゥリスでいける。中身も濃い。3走前に千万条件を圧勝(0秒4差)、前走2着は準オープンのBSイレブン賞だ。降級してチャンスは大きく広がった。相手は、2戦2勝の3歳馬ベストマッチョ。古馬と初対決だが素質は引けを取らないし、54キロなら好勝負必至。

☆東京10R「由比ヶ浜特別」(芝1400メートル)
◎15ワンスインナムーン
○5ブリクスト
▲18ショウナンライズ
△7ネバーリグレット、16スマイルシャワー
 前走の500万条件を圧勝(0秒6差)、勢いに乗るワンスインナムーンでもう一丁。勝ちタイム1分20秒1は、準オープンのフリーウェイSより0秒5も速い。これを物差しにしたら、1000万条件は通過点に過ぎない。もともと、新馬勝ちしている素質の持ち主でもある。ここに来て一皮むけたと判断できるだけに、ハンデ52キロなら2連勝の可能性は十分ある。強敵は、勝って同条件のブリクスト。

☆阪神11R「垂水ステークス」(芝1800メートル)
◎6トーセンビクトリー
○5グァンチャーレ
▲4ドラゴンストリート
△3マイネグレヴィル、7オースミナイン
 前走から条件がガラリ好転した、トーセンビクトリーをイチ押し。ヴィクトリアマイルは17着と惨敗を喫しているが、GIメンバーが相手の上に外枠も響いた。悲観することはない。降級すれば巻き返しは必至。とりわけ、1800メートルは前々走の難波Sを含め3勝を挙げている最適の条件。もう、負けることは許されない。相手も、降級組(前走2着)のグァンチャーレ。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

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