10月17日までに売春防止法違反容疑(周旋)で逮捕されたのは、東京都台東区の売春クラブ『むっちり』経営、A容疑者(63)と『グラマラスディーバ』経営、B容疑者(36)。加えて、職業安定法違反容疑で逮捕されたのが、AV制作会社社員のC容疑者(35)。
「A容疑者には10月9日に20歳の女性を、13日にはB容疑者に46歳の女性を派遣し、ホテルで売春が行われた疑いが持たれています。C容疑者は両クラブに、判明しているだけで20人ずつ女性を紹介していました」(捜査関係者)
豊満女優を売りに数々の作品に携わってきたC容疑者は、その販売促進を狙い積極的にデブ専売春クラブに女優を紹介しており、取り調べに対し「女優だと客も喜ぶし、所属する太った子は面倒くさがりで仕事を探さないので、面倒見の良い自分が紹介していた」と、人助けをしていたと言わんばかりの供述をしているという。
一方、紹介を受けた『むっちり』は、所属していた女性17人の平均体重が90キロ、最高は128キロで、今年2月の開店以来3000万円を、『グラマラスディーバ』はさらに“重量級”にこだわっていたのか、所属女性20人の平均体重が97キロで最高は130キロ、2011年7月から約4億5000万円を売り上げていた。
クラブの常連客によると、“ぽっちゃり系”で、しかもAV女優ともなればファンが群がるのは当然だという。
「女優に出演したDVDを持ってこさせて、それと同じようにしてもらうのはオツなもんです。太っていると体位には限りがありますが、ぽちゃぽちゃした肉に“包まれている感”で十分満足できるんです」
マニア風俗も、ひと味工夫を加える時代に入ったようだ。