報道をまとめると、男性社員はTBSの海外事業部に勤務。今年4月、東京都中央区のホテルで30代女性に無理やり液体をかがせようとして顔にかかり、約1週間の炎症を負わせたとして、女性が久松署に相談していた。
男性の自宅などからは危険ドラッグ「ラッシュ」とみられる小瓶が数本発見されており、同署は成分の鑑定を進め、医薬品医療機器法違反容疑でも慎重に捜査中。男性に任意で事情を聴いており、容疑が固まり次第、書類送検する方針だという。
「彼の父親はテレビ制作会社の役員でコネ入社。母親は実業家で、実家は渋谷区の一等地の大豪邸のボンボン。コピー機の営業マンからうちに再就職したがバブル体質が抜けきらない古い時代のテレビマン。既婚者だが、パーティ好きで昔から女癖が悪く、社内では『ついにやらかしたか』という空気。書類送検されるのを待って何らかの処分を受けると思うが、うちは甘いので、そこまで重い処分にはならないと思う」(TBS関係者)
TBSといえば、先月末、元同局記者でジャーナリストの山口敬之氏に酒を飲まされ乱暴されたとして、警察に準強姦容疑で被害届を出していた詩織さん(姓は非公表)が検察審査会に審査を申し立てたことを会見で発表。
後日、同局の社長会見で、詩織さんが被害を受けたとしている15年4月には、山口氏はまだ同局に在籍していたため社内調査をしたが、社内調査終結前、山口氏が自己都合で退職していたことを明かしていた。
社員がさらなる女性絡みの問題を起こさないためにも、処分を厳格化した方がよさそうだ。