前日計量で、ソリスが計量に失敗し、体重超過でWBA王座をはく奪。その後のルールミーティングで、試合はそのまま統一戦として行われ、「大毅が勝てば王座統一、負ければ両王座は空位。引き分けの場合は大毅がIBF王座防衛で、WBA王座は空位」となることが確認されていたはずだった。
試合は激しい打ち合いなど見られず、さしたる見せ場もないまま、12ラウンドが終了。判定結果は2-1の僅差で、ソリスが勝利。大毅はIBF王座から陥落するはずだった。
ところが、試合直後に、IBF立会人のリンゼイ・タッカー氏が「IBFのルールにより、IBFの挑戦者のソリス選手が体重超過だったため、亀田選手は王者のままです。負けという記録は残るが、防衛は認めます」と発表したため、事態は大混乱。
事前の申し合わせと異なることをIBF側が言い出したため、JBC(日本ボクシングコミッション)側は態度を硬化。さらに、翌4日、亀田陣営がこのことを事前に知っていたことが判明し、JBCは亀田側から事情聴取する事態に陥っている。
そこで、「Yahoo!ニュース」では、「亀田大毅vsソリスの試合内容は何点?」との意識調査を、12月3日〜13日まで行い、7万3696票(男性=90.0%、女性=10.0%)の回答があった。
最も票が多かったのは、なんと「0点」で過半数を超える3万9541票(53.8%)。続いて、「1点」で8421票(11.4%)。
以下、「3点」=7461票(10.1%)、「2点」=5626票(7.6%)、「5点」=3503票(4.8%)、「4点」=2895票(3.9%)、「10点」=2401票(3.3%)、「6点」=1562票(2.1%)、「7点」=1118票(1.5%)、「8点」=838票(1.1%)、「9点」=330票(0.4%)の順となった。
落第点ともいえる「5点」以下と回答したのは、実に6万7447票で全体の9割超。これは試合内容だけではなく、ソリスの減量失敗に始まった一連のドタバタ劇を含めて、この回答行動につながったと思われるが、それにしても、点数が悪すぎる。
やはり、ボクシングのだいご味といえるダウンシーンやKOシーンが、ほとんど見られない亀田3兄弟の試合は、「つまらない」というのが世の評なのか…。
(リアルライブ編集部)