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橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/8) 弥生賞 他

2回中山競馬4日目(3月8日日曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「弥生賞」(芝2000メートル)
◎4サトノクラウン
○5ブライトエンブレム
▲3シャイニングレイ
△9クラリティスカイ、10タケルラムセス
 3着まで皐月賞の優先出走権が与えられる。本命にはサトノクラウンを推す。新馬→東スポ杯2歳Sを連勝した非凡な能力と、完成度の高さを評価したからだ。とりわけ、東スポ杯は内容が秀逸。直線馬群を縫うように伸びてきて、ゴール前グイッと突き抜けた無類の勝負根性と、精神力の強さは3歳離れしている。クラシック戦線を戦っていくうえで、これは大きな武器になる。2勝とも東京コースで中山は初めてだが、普段は右回りでケイコをしていて走りに全く問題はない。初コースを気にするのは取り越し苦労というものだろう。11頭立てと手頃な頭数で、馬群を捌きやすいことも信頼度の高さにつながる。無傷で3連勝達成。本番に大きく弾みをつける。相手は、札幌2歳王者ブライトエンブレムと、新鋭のシャイニングレイ。

☆中山10R「上総ステークス」(ダ1800メートル)
◎8リッカルド
○16ブラインドサイド
▲2ヴァンガード
△1ナンヨーマーク、14セブンフォース
 昨秋を境に素質開花を印象付けている、リッカルドに期待。ここまで、(1)(3)(1)(3)着と堅実無類。前走のアレキサンドライトSでメドを立て、チャンスは大きく広がった。わけても、中山1800メートルは4戦2勝、2着3着各1回と複勝率10割を継続中で、条件は最適。ハンデ55キロなら能力に影響するとこは考えられないし、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、ブラインドサイド。休養を挟んで連続2着中と実力は確かだ。穴は、休み明け3戦目で走り頃のヴァンガード。

☆中山9R「潮来特別」(芝2500メートル)
◎4ディスキーダンス
○1キネオワールド
▲5ナンヨーケンゴー
△3トーセンワープ、9マリアライト
 休み明け2戦目でディスキーダンスが爆発する。その箱根特別は5着に終わっているが、メンバー最速の差し脚を繰り出し0秒1差と迫った内容は評価でき、ここに大きく望みをつないでいる。14キロ増が示す通り、体も逞しくなり確実に地力を増しているのは心強い。初勝利(2200メートル)を飾ったゲンの良い中山に替わり、チャンス到来。相手は、コース巧者のキネオワールドと、一発逆転の底力を秘めたナンヨーケンゴー。

☆阪神11R「大阪城ステークス」(芝1800メートル)
◎1エックスマーク
○12ゼロス
▲16サトノギャラント
△11シャイニーガール、14ヒュウマ
 休み明け2戦目以降、(2)(3)(2)着と安定感抜群のエックスマークに期待。確かな実力が備わり、完成の域に近づいてきた証拠だろう。ハンデも56キロなら全く心配無用。差し切りが決まると見た。相手は、ゼロス。休み明けを1度使った(4着)効果で、持ち前の先行力に磨きがかかり粘りを増すハズ。穴は、サトノギャラント。良馬場なら直線一気に浮上するシーンがありそう。

☆阪神10R「ポラリスステークス」(ダ1400メートル)
◎3エアウルフ
○8ニシケンモノノフ
▲1シンボリエンパイア
△4ポアゾンブラック、11ブライトライン
 本命に推したエアウルフは、休み明け2戦目の大和Sでガラリ一変。ハナ・アタマ差3着と好走し、完全復調を印象付けている。ケイコの動きから状態は益々快調と判断デキ、上積みは大きい。乗り替わりもデムーロ騎手なら願ったり叶ったりだ。勝利のお膳立ては整っており、差し切りを決める公算が大。相手は、前走が好内容だったニシケンモノノフ(2着)と、シンボリエンパイア(3着)。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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