山口は泰葉の実父である落語家の初代林家三平を、2006年放送の『林家三平ものがたり』(テレビ東京系)で演じており、それ以来親交があるようだ。泰葉は山口を「達也」「かけがえのない弟」と呼び、かなり親しげな様子である。ブログでは山口本人と電話で話した様子も記し、インサイダーな情報を小出しにしている。
このタイミングでのブログ投稿は、何にでも乗っかる“いっちょかみ”といわれても仕方ないだろう。芸能界にはこうした人物が少なくない。
「よく知られているところでは女優の佐藤藍子がいますね。1998年に横浜ベイスターズが38年ぶりのセリーグ優勝を果たすと、『地元の川崎市出身だったので昔からファンでした』と突然宣言し話題となります。また、2002年にMr.Childrenの桜井和寿が小脳梗塞を発症すると、『親戚にも同じ病気の人がいるので心配です。昔からファンでした』と発言。そして、2004年に納豆クイーンに選ばれると、『物心つく前から食べていた。私の体は納豆でできている』といった“迷言”も残しています」(芸能ライター)
さらに、2016年に亡くなったあの女優も“いっちょかみ”キャラで知られた。
「十勝花子ですね。彼女が最初に注目されたのは1999年に起きた『ミッチー・サッチー騒動』です。浅香光代が野村沙知代の態度をラジオ番組で批判し、それが大バッシングへとつながりました。その時、野村批判に乗じたのが十勝でした。自ら検察庁に乗り込んで捜査を直訴するなどお騒がせキャラとして知られました。また、横山ノックのセクハラ問題が起こると『私も被害者』と語るなど、ワイドショーの現場に必ずといっていいほど現れる名物女優として知られましたね。売名行為との批判も受けましたが、のちに開き直ったわがままキャラで、テレビのバラエティ番組で活躍しました」(前出・同)
泰葉も彼女たちと同類なのだろうか。ただ、今後は山口に関するプライベートな情報露出は減っていくだろうから、泰葉が貴重な情報源となってもおかしくなさそうだ。