「切れる感じはなかったが、柔らかみがあって、とても背中がいい。距離は延びても大丈夫だと思うし、これから良くなってくるんじゃないかな」と安藤勝騎手。時計は水準級だが、相手なりに走れそうな雰囲気を持っている。
1500m戦のメイショウイエミツは1番人気のナンヨーアイドルに終い詰め寄られたが、クビ差しのいでのゴール。
藤田騎手は「函館から札幌に移ったころから走る気が出てきた。ゲートでは周囲の馬に気を使っていたけど、走り出してからはまじめだった」と振り返った。500kgある馬体はまだ余裕を残しており、次走への上積みは十分期待できる。
【小倉】今週は芝1200m戦の1鞍のみが組まれた。勝ち名乗りを上げたのは、好位追走から馬場の悪いインに突っ込み、しぶとく抜け出した6番人気のキングアレキサンダ。
「思った以上についていけた。でも、競馬に慣れていないこともあって、細かい脚を使えない。レースを使って覚えてくれたらいいが…」と熊沢騎手は課題をあげていた。