その後、竹内は7位で呼ばれ、カズレーザーに理由を求めると「バラエティに、しゃしゃり出てくるアナウンサーがそんなに好きじゃない」と告白。それを聞いた竹内は、過去に番組で共演した例を出し「そんなにしゃしゃってないですよね?」と反論したものの、カズレーザーは「いやいや10位じゃなくて(自分の予想順位は)6位に座ってたじゃないですか」「タレントさんは美貌で勝負してるんだから。アナウンサーはしゃべりで勝負してるわけじゃないですか。だから9とか10に座っときゃいいのに、しゃしゃるから!(笑)」と一蹴した。またアナウンサーと交際することについてもカズレーザーは「あんまり(気持ちは)ないですね。アナウンサーの良いところって収入が安定してるぐらいしかパッと思いつかないです」と次々と容赦のない持論を展開。
竹内アナといえば、大学時代はミスコンでグランプリに選ばれるなど、順調な人生を送ってきた。そのため今回、カズレーザーの言いたい放題に色々と思うところがあったのか番組の後半、彼女は唐突に「どういうデートされるんですか?」と冷静なトーンで質問をぶつけ、カズレーザーを驚かせたのである。さらに彼女は「(私と)デートしてる姿を想像できないとおっしゃってるので、じゃあどういうことをされてるのかなって」と聞き、カズレーザーは「相手の好きな音楽がかかってるお店に行きたいっすね」と返すと、「バーとかに行くってことですか? あ〜。で、飲む? 特にどっかに行ったりとかしない? 観光地とかに?」と淡々とした口調で冷静に質問を繰り返した。すると視聴者からは「声のトーンがいつもと違う」「これは怒ってるんじゃ?」という声が殺到したのだった。
今回の外見重視で選んだランキングに関して、カズレーザーは「みんな内面には魅力あるわけじゃないですか? 人間だから。そこを想像してもしょうがないと思うんですよ」と語っている。そんな彼のこれまでの発言は度々注目を浴びており、人間の内面については他番組でも、女子力のなさに悩む女性に対し「料理ができる女子は、女子力高いじゃなくて、料理が出来る子ってちゃんとカテゴライズされるの。で、取り分け出来る子は気が利く子ってちゃんとカテゴライズされるの」「女子力が高いってカテゴライズされる女性なんていない、もともと。嘘の概念。そんなこと気にする必要ないの」と語ったり、ネガティブな考えについても、「人間どうせ幸せになるのよ。ハッピーエンドに決まってるのになんでそんなバッドエンドにしたがるのみんな。幸せの前提があるから不幸を見つけることができる。不幸から目をそむければずっと幸せだからね、不幸なんて見つけなきゃいいのよ、目をそらす努力」と、人間は一定の方向の概念に縛られすぎているとも語る。このように、カズレーザーは多数派の意見に流されない率直な意見をぶつけるため、今回の竹内アナも今までにない感情を呼び起こされてしまったのかもしれない。
(柴田慕伊)