同作は「EXILE TRIBE」がさまざまなメディアと連動して展開するエンターテインメント・プロジェクトの長編劇場版最終作。全国318スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員23万7212人、興収3億0382万9900円を記録。先行上映分を含めると累計興収は4億2803万6200円となった。
「前作までの映画シリーズ3作品累計で動員は350万人、興収は45億円を突破。昨年は映画と連動したライブイベントも開催されたが、それも含めると動員は500万人を突破。動画配信サイト・Huluでのドラマ版の配信もあったが、プロジェクト全体でかなりの収益。おまけに、最終作とうたっているが、エンディングを見たら続編の製作がありそうだった」(映画ライター)
同作と同規模の312スクリーンで11月3日から公開されたのが、嵐の二宮和也の主演映画「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」。公開初週の土日2日間で動員10万7000人、興収1億3800万円でランキングは初登場3位。興収は「ハイロー」の約3分の1だった。
また289スクリーンで10月7日から公開された、嵐の松本潤主演の「ナラタージュ」は公開初週の土日で動員15万3000人、興収2億1600万円でランキングは初登場2位。
とはいえ、二宮と松本の作品を足すと「ハイロー」を上回る計算となる。
「嵐は相変わらずライブチケットが“プラチナチケット”でまったく取れない。個別に映画をやるよりも、『ハイロー』のようにグループ全体で映画プロジェクトをやった方が稼げそうだ」(芸能記者)
「ハイロー」の勢いは嵐人気も上回ってしまったようだ。