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サンドウィッチマンが好感度下落の老害ぶりを

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サンドウィッチマン・伊達みきお、富澤たけし

 ネタと人柄で上り詰めた芸人といえば、サンドウィッチマン。金髪・めがねのぷっくり系が伊達みきお。ネタを作らせれば天下一品のバリトンボイスが富澤たけし。2人は昨年、“好感度”の名をほしいままにした。

 雑誌『日経エンタテインメント!』(日経BP社)が毎年行っている「好きな芸人調査」では、V14の明石家さんまを抑えて初のトップ。ビデオリサーチ調べの「テレビタレントイメージ調査」男性タレント部門でも、上位常連のマツコ・デラックス、俳優・阿部寛を抑えてトップに輝いた。

 テレビとラジオのレギュラー総数は、常に10本超え。それでも新ネタ作りをやめず、板の上に立ち、単独ライブを開催するスタンスが、好感と信頼、安心と実績が、こぼれ落ちない理由だ。東日本大震災(11年)以降、故郷・宮城県を中心とした復興の旗振り役を買って出ているあたりも、人柄がにじみ出ている。

 あまたのレギュラー番組の中には、『東北魂TV』(BSフジ)、ラジオ『サンドウィッチマンの東北魂』(ニッポン放送)と、“東北”の冠を有した番組が2本もある。コント職人の顔も併せ持つサンドの真骨頂といえるのは、『東北魂TV』だ。

 番組コンセプトは、「笑いで日本を元気にする!!」。同じ東北出身の狩野英孝、鳥居みゆき(育ちは埼玉)、マギー審司、サンドの後輩で千葉県出身のトミドコロといったレギュラー陣にゲスト芸人が加わり、毎回、台本を大いに無視しながら大暴走。物語の終着点こそ守ってみせるが、その過程では主力陣がボケ、周囲を困惑させ、適応力が試される。

 満載なのは、東北ロケ。サンド発で昨年スマッシュヒットした「カロリーゼロ」を、ダイエットツアーと称したグルメロケで具現化。ほかにも、中川家とのユニットコント、オークションやオーディション、どっきり企画、ゴングショーほか、笑いを根こそぎ刈り取るラインナップだ。

 架空の「気仙沼マガジン」や、狩野ふんする特撮風キャラ・宮城仙台牛タンマンほか、東北とのコラボも多め。その一方で、好感度が上がったことを逆手にとって、そのおよそ30年後には調子に乗って、老害漫才師に落ちぶれるサンドの様をコントで描く。シミだらけの顔に、白髪。杖でセットを崩壊して、辻褄の合わない暴言を吐きまくる。勢いで伊達は、野村克也さん(プロ野球解説者、東北楽天元監督)のモノマネまでしてしまう。

 スタートから8年。番組内では、サンドの魔力によって、出演全芸人の潜在能力が引き上げられるという副産物もある。さすがはサンド。ダテに芸人やってるわけじゃない。
(伊藤雅奈子)

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