ネットに広がるオカルトストーリーとして人気の『2ちゃんねるの呪い』。これまで7作がシリーズ化されており、今回の主演は鈴木まりや。不思議な物件を扱うことで奇怪な現象に襲われる、不動産会社で働くヒロインを演じる。「2ちゃんねるという実際にある掲示板で話題になっていた」ストーリーを映像化し、「出演者の悲しい過去の記憶や、うらみなどがたくさんぐるぐるしていて、凶悪な幽霊と戦う作品」という。鈴木は「ぜひ見てください。よろしくお願いします」とあいさつ。「この映画の中のどこかに、本物の私の小さいころの写真が写っているところもあるので、みなさん、ぜひ、そこも楽しみにしてください」と紹介。
都市伝説をオムニバス形式で展開していく『あなたの知らない怖い話』で、大学院で心理学を学ぶヒロインを演じる森田。ステージ後ろを振り返り、「この大きなスクリーンで、映画が上映されていることが不思議です」と初主演映画の公開を迎えた心境を語った。また、劇場ではまだ見ておらず、「ひとりでは怖くて見れなかった」ため、「映画館でみんなで見たいなと思います」
鈴木と森田は取材で顔を合わせたことがあるというが、鈴木の印象を、森田は、「とってもチャーミングな方で、私は衣装を決めるときに、そのときはズボンな気分だったのかな、覚えていないのですが、シックなものを選んでいたら、(鈴木が)すごいかわいらしい衣装を着られていて、性格といいますか、こういうふうにキュートな気持ちになりたいなと憧れました」と絶賛。鈴木の指先を気に留め、「爪とかもすごいかわいくて、クマさん、今日されていますよね」「憧れます」と尊敬のまなざしを鈴木へ向ける場面も。
一方、鈴木は、森田の印象を、「初めて見た時、ふわふわしているなと思ったのですけど、そのときに選んだ衣装が、大人っぽいと言いますか、私の好きなサバサバ系女子が着るような感じの服でした。でも、実際はすごいおっとりしていて、でも、芯が強い感じがして、あたしもあこがれます。ナチュラルな感じで」と語った。
この日は、両作品を鑑賞したファンに、「絶叫度(怖さ)」を100満点で採点してもらうなどして集計する「絶叫対決」も行われた。(中村道彦)