「2年前から同居生活を始めていたのですが、昨年夏には吉田さんが出て行く形で関係を解消していた。しかし、それ以前は彼女が結婚まで意識していたようなのです」(社会部記者)
吉田さんが同居部屋に服を引き取りに来た10月26日深夜から27日未明にかけ、2人は移動中の車で激しい口論となり事件は起きた。
「吉田さんが車を降りたところで、神岡容疑者が頭部を鈍器で殴打し殺害したと見られる。遺体を運ぶのに使用した勤務先の軽トラックの荷台には吉田さんの血痕、遺体をくるんだ布団からは神岡容疑者の汗や毛髪などが発見されている」(捜査関係者)
この捜査関係者によれば、事件発生直後から神岡容疑者を第一にマークしていたが、吉田さんの知人男性のアリバイ確認などに時間に要したという。
「吉田さんの交友関係は広く、昼間は町田市にあるエステティシャン養成の専門学校に通っていましたが、夜は町田、厚木、秦野などでキャバクラ勤めをして生活費を稼いでいた。一方の神岡容疑者は妻と子供3人を持つが、別居中。現在住む部屋は吉田さんと同棲するためにわざわざ借りたものだそうです」(地元記者)
吉田さんを知る関係者によれば、彼女は昨年の夏頃から、いつまで経っても離婚しない神岡容疑者に不信感を抱いていたという。
「さらに夏祭りの際、酒に酔った神岡容疑者に暴力を振るわれたことで別れが決定的になった。それでも未練タラタラで付きまとわれた吉田さんがフェイスブック上で神岡容疑者をストーカー扱いしたところ逆ギレ。事件に至った」(同)
煮え切らない男の身勝手過ぎる犯行だったのか。