第9話では、SNS上で武智(田辺誠一)を叩く流れが一変。柊(菅田将暉)が映った動画が投稿されたことで“柊犯人説”が濃くなるという流れに。一方、柊がなぜ立てこもり事件を起こしたのか、その理由なども柊の口から明らかになった。
しかし、その演出についてネットユーザーからは不満の声が上がっているという。
「中盤で『景山(上白石萌歌)を殺した本当の犯人は――』と柊が告白するシーンがあったのですが、その名前を生徒たちに告げる際、突然画面が白黒になり、音声はサイレントに。生徒たちの驚いた顔や呆然とした顔が大きく映し出されました。真相は次週の最終回に持ち越すという演出でしたが、視聴者からは『視聴者置いてけぼりじゃん』『言わないんだったらこういうシーン作らなくていいから』『イライラさせないで』といった声が殺到。不評を買ってしまいました」(芸能ライター)
一方、真犯人の正体についても視聴者からはある危惧が漏れている。
「ラストでは、茅野(永野芽郁)がクラスメイトの前で『私が(景山)澪奈を殺した』と告白するシーンがありました。澪奈を死に追いやった“黒幕”は茅野ではないか、という説が出ていたものの、最終回前のこの告白を受けて『直接手を下した犯人、ってわけではなさそう』『殺したって言っても私のせいで…的な感じでしょ』という冷めた声が続出。本作ではこれまで一つの情報に惑わされ、そのたびに意見が変わり続けるSNSの浅はかさも描かれていたため、今度は『澪奈を殺した犯人は自分の心の弱さとネットの声ってオチ?』『ネットの怖さを警鐘するような結末になるのかな』などの声が出ました。“ネットの怖さが黒幕”という予想も盛り上がりを見せているようです」(同)
いい意味で予想を裏切る結果になってくれるだろうか。最終回の展開に期待したい。