選抜メンバーとなる16位以内で見ると、AKB48が8人、SKE48が5人、NMB48が2人、HKT48が1人。半数が地方グループのメンバー。特に8位にランクインしたSKE48の4期生である柴田阿弥は全国的には無名の存在。昨年、圏外であった彼女が、メディアで活躍する選抜常連メンバーをごぼう抜きした形となった。
また64位以内を見ても地方グループの勢いに驚かされる。昨年、1人しかランクインしなかったHKT48からは、1位の指原以外にも24位に兒玉遥、41位に多田愛佳、42位に田島芽瑠、49位に森保まどか、51位に朝長美桜、57位に岡本尚子、61位に宮脇咲良がランクイン。グループの最近の勢いが反映された形となった。ただ、この地方グループに押し出される形で、これまで圏内であったAKB48の中堅メンバーが次々と圏外になった
「ここまで総選挙が荒れたのは今回がはじめて。最終結果も速報とさほど変動のない状態となれば、まさにAKB48の歴史が変わるでしょう。その結果、選抜常連メンバーの卒業ラッシュがはじまるかもしれません。ただ、総選挙というファンの力で世代交代が進むなら、これほど理想的なことはないのかも」(アイドルライター)
果たして、選抜常連メンバーの巻き返しはあるのか。注目したい。