今月1日、同社に在籍していた音楽プロデューサーの松尾潔氏が、メディアで性加害問題に言及したことを理由に、マネージメント契約が中途で終了したとSNSに投稿。ジャニーズの所属タレントに多くの楽曲を提供してきた山下も、会社の判断に賛成したと主張していた。
これを受け、山下は9日、TOKYO FM「サンデー・ソングブック」で、「私が社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません」と説明。その上で、「(ジャニーズへの)忖度と解釈されるのであれば、そういう方々には私の音楽は不要」と言い切っていた。
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「山下はラジオでジャニー喜多川氏の功績を称えたばかりか、『近い将来、SMAPや嵐、キンプリの再集合も実現するような日が来ることを、竹内まりや共々に願っております』とファンを刺激するコメント。そのため、竹内に対しても批判の声が上がる事態になってしまった」(音楽業界関係者)
山下の事務所が渦中の中、蒸し返されることになったのが、同社に所属していた女性歌手を巡る記事。
2020年9月30日にニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)が報じたが、アニソンなどで知られている歌手のELISAが、当時所属していた山下の事務所のマネージャーからキスを強要されるなどのセクハラを受けたという。
マネージャーには妻子がおり、不倫関係になりそうだったが、ELISAは事務所に相談したところ、「マネージャーの性的な言動を認めながらもハラスメントではない」という結論に。その後、ELISAは事務所を退社したという。
ネット上で話題になると、ELISAはこの報道を知らなかったというツイッター投稿に対し、《気にかけて下さってありがとうございます!》と返信したが、不本意な退社だったはずだ。